2019年5月24日
田舎に移転・移住してから、都会ではできないいろいろなことがあるのに気づきました。その一つが環境問題に対する取り組みです。土地・地面・畑があるということだけで、いろいろな循環が可能になるのですね。
営業や生活で発生する生ゴミ、コーヒー残渣は、コンポストに入れて堆肥化を試みています。コーヒー残渣だけでは、堆肥化に時間もかかるし、栄養価がアンバランスになるので。一般家庭に比べれば、かなりの量が発生すると思いますが、コンポストはなかなか満タンになりません。微生物さんが分解しているからでしょう。
畑で採った野菜の傷んだ葉っぱはその場で畑の土に還します。もしくはコンポストで堆肥化できます。が、都会暮らしの台所に行ったら「燃えるゴミ」になるのは不思議な話です。土から離れた生活をするだけで、肥料になるものが焼却されてCO2になるなんて。
そんなこんなで、川崎に来たことをきっかけに、意識も変わり、いろんなことを施行してます。
コーヒー残渣は、肥料以外にも利用方法がないかいろいろ検討しています。自分で考えたもの、他分野のスペシャリストからのアイディアなどいろいろです。
1. スモークチップに。→ダメでした。焦げたパンの匂いしかしない。
2. 燃料に→圧縮する方法があれば利用できる?どうすればいいの?誰か教えて!
3. キノコ栽培→これから実験します!
4. コーヒー染め→川崎在住の染物職人さんに協力してもらってます。素晴らしい色に染まります!そのうち販売したい!!
5. 有機電池の材料に→サンプルを東北大に提供。川崎在住の研究者が研究中。
コーヒー焙煎の際に出るチャフ(渋皮・シルバースキンとも)も堆肥化を試みていますが、そのほかにコウゾと一緒にすいて和紙にすることを検討中です。川崎の和紙職人さんに協力してもらっています。
フリープラスティックへの取り組みとしては、以下のことを
a. ストロー、紙コップのリッド(フタ)、ビニール袋をできるだけ使用しない
b. ストローが必要な場合はサトウキビ由来の素材でできたもので。
c. 紙コップは環境負荷の小さいものを選択
d. マイボトル推奨
そういえば、フェスやイベントの時は、保健所の指導で使い捨て食器じゃないといけないことになっているので、大量のゴミが発生します。それってなんとかならないものですかね〜
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