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KURIYA COFFEE ROASTERS BLOG

謝辞:焙煎に関する言葉を整理して考える

前回(8)を記載してから半年以上間があきましたが、その内容の検証は未だ継続しており、当分続けなければならない問題と思っています。ここで一旦区切りをつけ、「焙煎に関する言葉を整理して考える」のシリーズは終了といたします。

自分の思いを自分自身で整理するつもりで忘備録的につらつら書いてきましたが、気がつくとまるで自分ひとりで考えたことのように書いていることに気がつきました。実際は多くの人との交わりから得たアイディアだったり、教えていただいた事柄であったことを、謝意も示さず多くの人が目にできるブログに”書きっぱなし”というのは、全くもって不誠実であると思いました。

そこで、改めてここに謝辞および出典を述べさせていただきます。

<Diedrich社および元代理店担当者A氏>

当店がDiedrich焙煎機を購入するに際して、当時の代理店担当者であったA氏とは相当のやりとりを行いました。当時のDiedrich社の社長であるStieve Diedrich氏のセミナーに参加できたのもA氏の計らいでした。Diedrich社の標準プロファイルは、僕の焙煎の考え方のベースとなっており、未だにそこをなぞっている状態です。A氏はDiedrich社の標準的な焙煎の考え方を私に噛み砕いて伝えていただき、現在も貴重な糧となっております。本当にありがとうございました。

<Scott Rao氏>

[The Coffee Roasters Companion]はスペシャルティコーヒーの焙煎に特化した教科書です。素晴らしい内容を平易な言葉で書かれており、僕もなんども読み直しています。そこから得た知識は体に染み入り、焙煎知識のベースとなっています。

<SCAJコーヒーマイスターテキストおよび講習会>

SCAJコーヒーマイスター資格取得のために書かれたテキストブックと資格取得のための講習会内容、およびその際に配られた資料は、焙煎に限らずコーヒー業界で働く業界人が身につけておくべき知識を記した教科書で、日本語で書かれたものとしては最適のものと私は理解しています。もちろん私の焙煎に対する・コーヒーに対する知識のベースとなっています。

<東北大学工学部教授 渡邊賢様>

水分量とカラメル化の議論や1ハゼ・2ハゼの科学的解釈には、渡邊教授から教えていただいた知見が役に立ちました。私の質問に惜しみなく答えていただいたことに本当に感謝です。今後も良い関係を続けてさせてもらいたいと願っております。

<同業のロースター諸氏>

仙台近郊のロースターBal Musette 川口氏、Darestore石山氏、in Vitro細貝氏、盛岡のNagasawa Coffee長澤氏とは、焙煎機をPCにつなぎArtisanで解析するという作業が主流となる以前からお互い情報共有しながら苦労してきた仲間たちです。今後もお互いリスペクトを持ちつつ、高め合いながら頑張りましょう。本当はもっともっとたくさんの仲間がいますが、書ききれないです。どうか気を悪くなされないでください。

<ガラポン珈琲 高橋喜秀氏>

2019年のフルキヨカフェで出会ってから、焙煎の議論を追求できる焙煎人として何度となく議論を深めました。私が温度データを重視して焙煎を解釈するのに対して、高橋氏は五感をフルに活かして手回し焙煎で挑むというスタンスで、全く方向性が違うものでしたが、知識ベースは科学的であり実践・検証を繰り返す姿は科学者・開発者そのものです。当店が移転間も無く金銭的に余裕のない中で生豆を融通していただいたり、コーヒー以外でもたくさんの助言・助力をいただきました。(8)で記載した焙煎において生豆の内部温度が重要であるという知見に行き着いたのは、高橋氏が温度計に頼らず焙煎に挑んできたからこそ得た知見からのアイディアでした。高橋氏の焙煎は、努力を積み重ね、さらに先へと進んでいます。これから先が非常に楽しみな方でもあります。なお、ガラポン珈琲さんは、移動販売車での営業ですので、お会いになりたい方はFBページなどをご覧ください。


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