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KURIYA COFFEE ROASTERS BLOG

Natural Roasts??

当店で使用している焙煎ソフト「Artisan」は、よくよく見るといろんな機能が付いていて面白い。

Scott Rao著の「The Coffee Roaster’s Companion」は、スペシャルティコーヒーの焙煎について書かれた貴重な教科書ですが、それに記載されている内容を実現するための機能なんてのもよく見るとあったりして。

Scott Rao氏はその経験上から、「豆温度の上昇率は継続的に減少し続けなければならない(意訳)」と言っております。また「1ハゼ開始〜終了までの時間が焙煎全体の時間の20~25%であるべきだ(意訳)」とも言っております。

この理論(指針?)に私は基本的に賛成の立場でして、そのような焙煎を目指して日々苦心しているのです。

さて、「Rao氏の理論が正しいとして、それを実現すれば、温度上昇のグラフは自然対数で表現できるはずである」というのが「Natural Roasts」理論らしいです。いや「理論」という言葉より「アイディア」のレベルかもしれませんけど。

「Artisan」には、ありがたいことにグラフから自然対数の式を計算してくれるという機能が付いており、それを私の焙煎データから計算してグラフ上にプロットすると、それっぽくフィットするではないですか!!

初めて見たときには、まるで魔法のように感じ、声をあげて感動しましたが、よくよく考えると温度上昇率が継続的に減少し続ければ対数的なグラフになるのは当たり前のような気もします。でも、複雑系の自然界において自然対数とかeとかπとかで表現できる現象が観察されるのはよくあることで、あながち間違いではない気もします。

とりあえず、Rao氏の方法で焙煎する際の一つの指針として使えるかもしれません。しばらくはこの関数を追っかけながら焙煎してみようと思います。

グラフ


[COFFEE


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